丹波黒大豆の仕立て作業

8月上旬から中旬にかけて、大きくなった丹波黒大豆の仕立てをします。

大豆栽培の一番大事な事は、倒伏させないこと。
いくらたくさんの実が付いても、樹が倒れてしまうと、地面に接している枝豆が腐ってしまったり、光合成が上手く行かず、見付きが悪くなります。

倒伏防止のために、樹の根元に土を寄せる作業を2回します。
1回目は、定植後に本葉が4~5枚になった頃、子葉(双葉)の所まで土寄せ
2回目は、花芽がちらほら見え始めた7月末ごろ、本葉の1枚目まで土寄せ

茎を土に埋めることで、新しい根っこが出てきて、
しっかり根付くようになり、倒伏し難くなります。

以前にも書きましたが、KOM'S FARMの場合、
土寄せの時期は、夏野菜の世話で大変なので、
1回目の土寄せを兼ねて定植、ビニールマルチをしているので、土寄せは無しです。

その代わり、しっかりと倒伏防止対策をします。

3mごとに支柱を立てます。
この支柱は、黒豆専用の支柱です。



マイカ線という農業用のテープ資材を張ります。
この資材で樹を挟み、風が吹いても倒れ難くします。


前後もしっかり。


さて、週明けに台風がやってきます。
このままだと、結構直撃コースです。
丹波では、この仕立て作業が急ピッチで行なわれています。